初めての赤い鞄。褒められることも多いんです。
シンガーソングライターHARUKA
高校生シンガーソングライター・デュオとしてデビューし、2018年からはソロアーティストとして活動しているHARUKAさん。揺れ動く気持ちを瑞々しく切り取る歌詞と印象的なメロディーで、10代の女子を中心に人気を集めています。
そんなHARUKAさんが選んだのは、赤いサッチェルバッグ。それまでは黒の鞄しか持っていなかったというHARUKAさんが、このバッグを選んだ理由とは。
色も形もかわいくて、一目惚れしました
私、今まで黒くて小さい鞄しか持っていなかったんです。このサッチェルバッグが、初めての色付き鞄。一目惚れでした。色も形もかわいい! って。意外と、どんな服にも合うんですよね。モノトーンやナチュラル系の色味の服を着ることが多いので、この鞄がコーディネートのアクセントになるんです。
持っていると、友だちから「この鞄かわいいね」って言ってもらったり、初対面の人に「珍しい形ですね、どこの鞄ですか?」って聞かれたりして、目を惹く鞄なんだなと思います。他にはない感じがいいと思って選んだので、鞄にコメントしてもらえるとうれしいですね。
斜めがけできるのも気に入っています。ギターを背負って移動していることが多いので、斜めがけが一番持ちやすいんです。大きすぎず、小さすぎないサイズ感も使いやすい。これより大きいと、もっといろいろ入れたくなって重くなっちゃう。これくらいが、ちょうどいいんです。
人と話すのが好き。人の気持ちから曲が生まれる
服は最近、通販で買うことが多いです。今日着ているワンピースも、韓国のショップの通販で買いました。海外のショップの通販を利用すると、写真で見た物と実物が違ってびっくりすることがあるんですけど(笑)、かわいいのでつい買ってしまいます。
外出の自粛要請が出る前は、もっぱら店舗で服を買っていました。店員さんと話すのが好きなんです。自分から話しかけにいっちゃうくらい。服屋の店員さんだけでなく、美容師さんやタクシーの運転手さんと話すのも好きです。どうしてその仕事についたんですか? と聞くと、皆さんいろいろお話ししてくれます。
人にすごく興味があるんですよね。電車の中やライブハウスなどでも、カップルを見つけては「まだ付き合って1ヶ月くらいかな」「あの二人はだいぶ長い付き合いだろうな」なんて想像しています。自分よりも人に興味があるので、曲づくりに関しても、自分の気持ちをそのまま表現することはあまりなくて。
「こういう人の背中を押してあげられるような曲にしたい」とか「こういう人の切ない気持ちを表現したい」という気持ちで書いてることが多いんです。恋愛の歌を書くと「実体験ですか?」と聞かれたりもしますが、どちらかというと人の話を自分のなかで膨らませたり、再解釈したりして書いています。もちろん、その中には自分の気持ちも混ざってくるんですけどね。
マネージャーの日記が、スランプ脱出のきっかけに
16歳から組んでいたユニットが活動休止になり、2018年に北海道から上京しました。ソロ活動、東京、ひとり暮らし……何もかも初めてで、がんばりたいのに何をすればいいのかわからない。自信が持てない時期が続きました。
そんなときに、マネージャーさんに日記を見せてもらったんです。そこに書いてあった熱い気持ちと自分の気持ちが重なって、曲を作りたいと強く思いました。そうしてできあがったのが「ないものねだり」という曲です。
この曲をきっかけに、ライブが見違えるように楽しくなりました。そこから少しずつ、自分を好きになれた気がします。東京での生活もだんだん慣れて、もう電車を間違えなくなりました(笑)。
今はあまりライブができなくて残念ですが、インスタライブを毎週やっています。生配信ライブなどにも参加しています。楽曲をつくって皆さんに届けることを、ずっと続けていきたいです。
シンガーソングライター
HARUKAさん
1997年生まれ、北海道苫小牧出身。中学3年からギターを始め、高校1年でシンガーソングライター・デュオ「Softly」を結成。2016年、「Softly」のギター・コーラスとしてユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。北海道を拠点に、学生生活とアーティスト活動を両立。全国各地でライブを行うなど精力的に活動する。
2017年12月31日に「Softly」の活動を休止し、2018年からソロアーティストに。印象的なメロディーと独自の視点で描かれる曲の世界観が10代女子の共感を集めている。
2020年9月1日、クリエイター集団「世田谷ワンダー」とのコラボレーション楽曲「よるをこえて/ HARUKA feat.世田谷ワンダー」の配信がスタート。