少しクラシックな黒ワンピースとえんじ色のバッグがよく合う

私は一番大きいサイズのシュガーキューブを使っています。紙ものを普段から持ち歩いていて、荷物が多いんです。紙ものというのは、歌詞カードや手帳など。今はスケジュールをアプリで管理してる人も多いと思うんですけど、私はずっと手帳派です。幼い頃から手書きで字を書くのが好きなんです。だから、手帳が入るサイズのバッグがいいなと思っていて。しかもお財布が長財布なので、それがまたかさばる。大きめのバッグじゃないとダメなんです。

このバッグ、アウトポケットとファスナー付きのポケットがついているんですよ。イヤリングを一時的に外している時など、なくさないように小さいポケットに入れています。

色はマルサラレッド。黒や茶、グレーなど暗めのトーンのコーディネートのアクセントにしたいと思って、この色を選びました。今着ているfoufouの黒のワンピースは、色味も雰囲気もこのバッグにぴったりだと思って着てきたんです。今季買ったアイテムで、今日初めて袖を通しました。スカートのフレアの形がすごくきれい。昨日から、このワンピースにバッグを合わせるのが楽しみで、ワクワクしていました。

ラフォーレでのバイトで、どんどんファッションが好きになった

大学1年の途中でファッションに目覚めて、アパレルブランドのショップでバイトを始めました。それまでは、ザ・女子大生って感じの格好で、花柄のスカートなどを履いていたんです。ファッション雑誌を読むのは好きだったけれど、自分が着る服にはそんなにこだわりがなくて。毎日違う服を着ていければいいや、くらいに思っていました。

それが、あるブランドに興味を持ってからガラッと変わりました。そのブランドはカジュアルめだったので、今まで着ていた服とはぜんぜん違うテイスト。持っていた服をほとんど全部捨てて、そのブランドのショップのアルバイトに応募しました。自分はどんな服が好きなのか、初めて自覚した瞬間でした。そこから、ショップの先輩に教わったりして、どんどんファッションにはまっていったんです。

ラフォーレ原宿の店舗で働いた経験から、ファッションアイコンってすごくかっこいいなと思うようになりました。ラフォーレではイベントがよく開催され、カリスマ的な人気があるショップ店員さんの接客を間近に見たり、ファッション感度の高いお客さんと接したりすることも多かったんです。今PINK CRES.として活動するなかで、「ひかるちゃんが着てたアイテム買いに行ったよ」みたいなことを言ってもらえると、めちゃくちゃうれしいですね。自分も、ファッションアイコン的な存在になれてるのかなって。

歌、ダンスだけでなくラップも。思いもよらないことに挑戦する毎日

オーディションに応募したのは、大学3年の時。記念受験みたいなものでした。募集要項に「ファッション大好き、歌大好き、ダンス大好きな女の子集まれ！」みたいなことが書いてあったので、ファッションの部分に惹かれて応募しようと思ったんです。だから、歌もダンスも未経験。ハロプロはもともと大好きだったので、歌やダンスのレベルの高さは知っていました。無謀にもよく飛び込んでいったな、と今では思います（笑）。

もともと、けっこう引っ込み思案な性格なんです。小中学生の時の友達は、「え、ひかるがステージに立ってるの？」ってびっくりしていると思います。しかも、今はラップもやってるんですよ。歌やダンスはまだしも、ラップするようになるとは。人生何があるかわかりませんね。ラップ、おもしろいんですよ。今ではラップパートの作詞もしているんです。聞く音楽もヒップホップ系に変わって、ライブなども行くようになりました。

PINK CRES.の前からバリバリのアイドルだったリーダー（夏焼雅）と、ダンスが好きでオーディションに応募したにへちゃん（二瓶有加）。私は二人に比べて振りつけを覚えるのは遅いけれど、最近はダンスも楽しくなってきました。私達はライブが好きなので、今後はたくさんの地域に行ってライブしたいですね。あと、個人的にはファッションに関連する仕事がしたいです。モデルのお仕事などは、機会があったらぜひ挑戦したいと思っています。