Vol.19
Share

控えめな緑が、ナチュラル系の服を引き立てる。

ハリネズミ帽子作家こまつ ゆき

大学時代は芸術学部で、彫刻や服飾などさまざまな表現を学んだこまつゆきさん。社会人になって飼い始めたハリネズミになにか着用させてあげたい、という気持ちからハリネズミ用の帽子を作り始めました。それがいま、インスタグラムなどで大人気に。YouTubeチャンネルも開設し、作り方動画を配信しています。

 

そんなこまつさんはナチュラル系の服が好きだそう。気づいたらベージュか茶色の服を買っているというこまつさんがファッションに合わせて選んだのは、アイビーグリーンのサッチェルバッグでした。

小さめサイズでも、ポケットがついてるから便利

私が使っているサッチェルバッグは少し小さめです。荷物を少なくしたいので、いつも小さいバッグを持つようにしていて。ウェストバッグを肩がけすることもあって、そのくらいのサイズ感で持てるのがいいなと思いました。あとはシンプルにデザインが好みだったので、このバッグを選びました。

 

中に入れているのは、財布、ポーチ、リップ、たまに本。そのくらいです。バッグが小さいので、スマホはよくポケットに入れているのですが、そうすると落としてしまいそうになることがあるんですよね。サッチェルバッグの場合はアウトポケットがあるので、そこに入れられるのが便利です。

 

色はアイビーグリーンです。持っている服が茶色やベージュばかりなので、それに合う色がいいな、と。ブラウンと迷ったのですが、バッグで少し違う色を入れたいという気持ちもあって、この色にしました。けばけばしくなく、控えめで大人っぽい緑が気に入っています。

 

ハリネズミ×ハンドメイドで、帽子作家にたどり着いた

もともと、大学は芸術学部に所属していて、ものづくりが好きでした。それと並行してハリネズミが好きなので、その2つをかけ合わせて、今の「ハリネズミ帽子作家」という仕事にたどり着きました。

 

ハリネズミが好きになったのは、インスタグラムのとある動画から。マッサージされているハリネズミが可愛すぎて、社会人になって自分で稼げるようになったら、絶対飼おうと決めたんです。そして念願かなって4月の初任給が出てすぐ、ハリネズミの男の子をお迎えしました。

 

ハリネズミを飼い始めると、犬や猫と違ってファッションアイテムがほとんどないことに気づきました。針があるから服が着せられないんです。何だったら負担なくつけてもらえるか考えた時に、帽子を思いつきました。帽子をちょこんとのせてあげたら、かわいいかもしれない。そこで手作りし始めたのが「ぼんあむ帽子」。「ぼん」と「あむ」はうちのハリネズミの名前です。ぼんくんは2018年末に亡くなってしまいましたが、あむちゃんは今も元気です。

 

ぼんくんが亡くなった1ヶ月後に、ご縁があった男の子「えのき」をお迎えして、今は2匹のハリネズミがうちにいます。ハリネズミは「見分けがつかないんじゃない?」と言われることもありますが、1匹1匹ぜんぜん違うんですよ。顔も、体の大きさも、針の色も違います。性格も違っていて、けっこう表情豊かなんです。起こると目が三角になりますし、マッサージしているとうっとりして気持ちよさそうな顔をします。それがすごくかわいいんです。

 

小さくてもリアルを追求。これからも帽子を作り続けたい

ハリネズミ用の帽子の難しいところは、細かい作業が必要なところ。ミシンを使うにしても、遅いスピードでゆっくり縫わなければいけません。布の柄や装飾パーツなども、ハリネズミサイズに合わせて選ぶ必要があります。オンラインで販売する時は、うさぎ用、ハムスター用のサイズでも注文を承っています。ハムスター用になると本当に小さいので、すべて手縫いで作っています。

2020年2月からは、YouTubeチャンネルも始めました。ハリネズミ用の作り方を紹介する動画をアップしています。今後は、ハリネズミマッサージの動画などにもチャレンジしてみたいです。私、ハリネズミマッサージがけっこう得意なんです。

また、ハリネズミの飼育は温度管理がとても重要なので、今はまだお出かけできる気温じゃないのですが、暖かくなってきたらお出かけ動画なども撮れたらいいなと思います。

 

動物用の帽子は、これからもずっと作り続けたいです。帽子を作る時は、人間の帽子をそのまま小さくするようなリアルさを追求しています。例えば、飛行帽だったら、ゴーグルや耳あても忠実に再現する。細かいパーツまで作り込むのがポイントです。ハンドメイドだからこそできる、既製品にはないデザインを目指していけたらいいですね。

 

【こまつ ゆきさんのバッグ】
サッチェルバッグ・11.5インチ・Ivy Green

ハリネズミ帽子作家

こまつ ゆきさん

1994年、東京都生まれ。大学時代に芸術学部でものづくりを幅広く学ぶ。卒業後、就職して初任給でハリネズミを飼い始める。2017年5月からハリネズミ用の帽子制作を開始。デザイン性の高いミニサイズの帽子が好評を博している。現在は、あむ、えのきという2匹のハリネズミと暮らしている。