Vol.33
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「背負うのが楽しい」なんてバッグは久しぶり。

女優籠谷 さくら

12歳のときに「全日本国民的美少女コンテスト」で受賞したことから、芸能活動を始めた籠谷さくらさん。ガールズグループでの活動を経て、本格的に女優への道を歩み始めました。

そんな籠谷さんが選んだのは、黒のサッチェルバッグ。大学生として必要な教科書やノート、ノートパソコンなども楽々入る、最大サイズ(17.5 inch)を愛用しています。

サッチェルバッグのおかげで、荷物を持ち歩くのが楽しみになった

私、とにかく荷物が多いんです。大学生なので教科書やノートを持ち歩くことが多く、YouTubeの動画編集をしているのでパソコンも入れたい。あとは動画撮影の手ブレ防止の機材にカメラ、バッテリー、メイク道具、台本など、かさばる持ち物がたくさんあって、全部入るような大きなバッグを探していました。

 

手で持つのは重いのでリュック型がいい。でもおしゃれなリュックってけっこう容量が少ないんですよね。そこで見つけたのが、大型のサッチェルバッグでした。これだけ大きいと、本当に何でもがさっと入れられるんです。荷物を詰め込んでもふくらまないし、おしゃれに見えるのがうれしい。

 

このバッグのおかげで、たくさんの荷物を持ち歩くのが苦痛じゃなく、楽しみになりました。小学1年生みたいな気分というか、その頃ってランドセルを背負うこと自体が楽しみじゃないですか? このサッチェルバッグもそうなんです。大容量だけどかわいくて、出かける時に気分が上がります。

黒だから「かっこいい」と「かわいい」、どちらにも合う

黒にしたのは、使い込んでも傷が目立ちにくいと思ったからです。あとは、ベーシックなデザインなので、黒だったら何歳になっても使えるかな、と。合わせるファッションによって、かっこよくもかわいくも見えるバッグですよね。

私服も黒が多いんです。今日は少しダボッとしたシルエットの服ですが、タイトなアイテムも着ますし、かわいい系やかっこいい系など、わりといろいろなスタイルのファッションをします。

 

母が洋服好きで、子どもの頃からいろんな服を着せてもらっていたんです。コーディネートは母から習ったので、今でも着る服に迷ったときは、母にコーデの写真を送って意見を聞いたりします。わりとはっきり「これは似合わないんじゃない」と言ってくれるので参考になるんですよ。最近では、私が母の服をコーディネートすることもあります。お互いのワードローブを見ながら、「これいいね、ちょうだい」「これ着て帰ろうかな」なんてやりとりもよくしますね。

空手で培った強さ。それを活かして自分らしさに

保育園でお芝居をした時に、「女優さんになりたい」と母に言ったことが、芸能界に入るきっかけになりました。といっても、私はその後演技ではなく空手に夢中になり、4歳から10年くらい続けて、黒帯も取ったんです。親は兄や弟にやらせようと思って空手の観戦に連れて行ったそうですが、一番夢中になったのが私だった。そして、一番強くなったのも私でした(笑)。大会で何度か入賞するまで上達しましたし、今でも兄や弟と戦って負ける気はしません。

 

空手をやりながらも、芸能活動をしたいという気持ちは持ち続けていました。そうして、12歳のときにコンテストに応募して、賞をいただいたんです。中学時代は地元の兵庫から東京に通い、高校生になってから上京。コンテストの受賞者で結成したガールズグループで活動していました。学校が終わったらすぐレッスンして、土日はイベントやライブという怒涛の毎日でしたね。今振り返ると、部活みたいで青春だったなと思います。

 

グループは2018年に解散し、それからは個人で活動しています。今年で大学も卒業するので、ここからは仕事に集中できる。本格的に演技の仕事をしていきたいと思っています。

 

あとは、空手の経験を活かしてスーツアクターにも挑戦してみたい。私の長所って、強いところなんです。身体的にはもちろん、精神的にも強いし、体調を崩すこともほとんどない。この強さを自分らしさとして活かして活動していけたらいいですね。

女優

籠谷 さくらさん

1999年、兵庫県生まれ。2012年に開催された「第13回全日本国民的美少女コンテスト」でグラビア賞を受賞し、上位入賞者の小中高生20名ほどで結成したガールズグループ「X21」のメンバーとして活動。また、連続テレビ小説などのドラマに出演し、女優としても活動している。