
可愛いのに高い収納力、「楽しむためだけ」に選んだバッグ。
モデル菜々子
モデルやコスプレイヤーとして活動する菜々子さん。今年の春に大学を卒業し、新たなフィールドに踏み出そうとしています。衣装や小道具もDIYする好奇心旺盛な菜々子さんが選んだのは、ダークブラウンのサッチェルバッグでした。
毎日を楽しむためだけのバッグが欲しかった
私は今年の春に大学を卒業したばかりなんですけど、卒業論文を提出するまでの数ヶ月が本当に忙しかったんです。
朝から晩までパソコンに向き合って卒論にかかりきりで、ファッションに気を使う余裕もなく、メイクしたりカラコンを入れたりする暇もないくらい必死でした(笑)
なんとか卒論を提出して、毎日のようにカバンにパソコンを入れて大学に通う日々から開放されました。もうパソコンを持ち歩かなくていいから、パソコンが入らない大きさのバッグ……、毎日を楽しむためだけのバッグが欲しかったんです。それで選んだのが、このサッチェルバッグです。
このサイズでも遊びに出かけるときに必要なものは全部収まりますし。普段持ち歩いているのは、ハンカチやティッシュ、鏡、リップ、スマートフォン、お財布、余裕があれば充電器も入れています。ほかには、これからの季節に欠かせない日傘も入りますし、今日はコンデジも入れています。これを全部入れても若干隙間があるくらい。横と縦ギリギリまで入るバッグって、珍しいですよね。
私は普段淡いパステルカラーの服を着ることが多いので、洋服に合わせやすいなと思って、真面目そうに見えておしゃれなダークブラウンを選びました。
物を作ることへの情熱
昔から自分の手で何かを作ることが大好きで、たとえば、最近だと自分の部屋のベッドを処分するとなったときに、木枠を活用して本棚を作ったこともありました。
もともとは芸能学校に通っていて、その後モデル事務所にお世話になったこともあったんですけど、今はフリーランスです。物を作ることが好きすぎて、その頃から大道具さんに憧れを持っていました。だから、自分自身がモデルとして撮影に参加するときでも、現場のスタッフの方に「これはどんな塗料を使っているんですか?」みたいな質問をしちゃうこともあります。
コスプレでもウィッグや衣装、小道具なども自分で作っています。ミシンも使うんですけど、思い入れが強くてこだわりのある衣装は手縫いだけで作ったこともあります。衣装だけじゃなく、ジモティーで安く譲ってもらった机を自分で改造して撮影に使ったり、紙粘土で大きなキャラを作ったりするのも楽しいです。そういった技術を認めてもらえたのか、最近は被写体としてだけでなく、制作側として撮影現場で小道具制作をするようにもなりました。
モデルとしても変化がありました。私は奇抜なアイデアで撮影やものづくりをすることが好きです。フリーランスになった今は、さまざまなイメージの撮影にチャレンジできるようになりました。
母への想いを形にしたい
私は愛がある人が大好きで、どんな仕事をしていても愛を持って仕事をしたいと思っています。モデルのほかにも高校時代からずっと飲食店でアルバイトを続けているんですけど、大変なことも多いんですね。でも、ただサービスを提供するだけじゃなくてお客さんに「気持ちいい店員さんだったな」と思ってもらえるように、愛を持って働こうと決めているんです。
色々な活動をしているけれど、こうやって好きなことができるのも、支えてくれる母のおかげだと思っています。最近デジタルカメラのほかにフィルムカメラも始めたんですけど、母と一緒にいた大事な日々を記録しておきたくて、よく撮影しています。でもあっという間に撮りきってしまいました。まだ現像してないんですけど、この写真でZINEを作って、母にプレゼントしようと思っているんです。
そうそう、このバッグも母に自慢しました(笑)。母からも「かわいい」と好評で、ただ「自分も使ってみたいけど年齢的に似合わないかも」なんて言ってて。絶対そんなことないと思うし、ザッチェルズは種類がたくさんあるから母にピッタリのものがきっと見つかるはず。母の次の誕生日には、ザッチェルズのバッグをプレゼントするのもいいかもしれないですね。

モデル
菜々子さん
2001年生まれ、東京都出身。2023年から芸能活動を開始。ジャパンモビリティーショーや情報番組のインサートモデルに多数出演。Ru-a「BLACK DOLL」MV主演や明治コラボ衣装着用モデルなども行なっている。趣味のコスプレでは衣装や小道具なども自作し、イベントにも積極的に参加。