「チェキ」も入るし、ランドセルみたいでかわいい。
モデル・歌手白井 / 白羽
イベント「しらいちゃんの今後を考える会」や写真展「しらいちゃん展」など、唯一無二の表現でファンを惹きつけてやまない白井さん。「肩書を聞かれると答えるのが難しくて。何をしてるんだろう、って自分でも思います」と言う白井さんは、今後ライブも開催する予定。ますます活動の幅を広げています。
そんな白井さんが愛用しているのが、シティバッグパックのプラスサイズ。仕事に必要な「チェキ」を入れるために、このバッグを選んだそうです。
Twitterでおすすめされて、ザッチェルズを知った
私はもともと、荷物が多くて大きめのバッグを探していました。できればリュックがいい。でも、かわいいリュックってあんまり見つからなくて、Twitterで「かわいいリュックをさがしています」とツイートしたんです。そうしたら、ザッチェルズのバッグを薦めてくれた人がいました。
そこからザッチェルズのバッグをいろいろ見て、シティバッグパックに決めました。背負ってみたら、ランドセルっぽくてかわいかったから。プラスサイズにすると、容量的にもちょうどよかったんです。
なぜ荷物が多いのかというと、いつもチェキ(インスタントカメラ)を持ち歩いているからです。チェキはイベントで販売することもあり、日常的に撮影しています。一緒にいる友だちに、「あ、このタイミング!」と思ったときに、撮ってもらうんです。問題は、チェキが大きいこと。厚みも6センチくらいあるので、普通のバッグだとなかなか入らないんです。しかも、フィルムも一緒に持ち歩くのでそれがまたかさばる。
シティバッグパックのプラスサイズは、マチが10センチあるのでチェキ本体もラクラク入ります。今日は、ヘアアイロンも入れているんですけど、まだまだ余裕ありますね。これだけ何でも入れられるとすごく便利です。
黒以外の服を着ると、そわそわする
バッグの色は黒を選びました。普段着る服も黒ばかりです。クローゼットの中にある服の8、9割は黒なんじゃないかな。黒以外を着るとそわそわしてしまいます。
いつから黒い服を着ていたんだろう。そんなにはっきりと覚えていないのですが、高校時代に皆で遊びに行った時、同級生が私の服を見て「葬式じゃん」って言ったのは覚えています(笑)。だから、その頃から黒い服を着ていたんでしょうね。
今日もそうなんですけど、ワンピースを着ることが多いです。今日の服のポイントは、プリーツスカートとブラウスの大きい丸襟。これってどういうジャンルの服装なんでしょうね。ゴスロリって言うほどフリフリしているわけでもないですし……。強いて言うなら、カジュアルなメイド服、でしょうか。私、この世で一番好きな服装がメイド服なんです。
写真撮影では、黒以外の色の服も着ますよ。撮影のときは、強気になっていろいろな服を着ることを楽しめます。今回の「しらいちゃん展」では、台湾に撮影に行きました。台湾の人はすごく優しかったです。私が街なかで撮影していたら女性が近づいてきて、私が日本人だとわかると日本語で「きれいです」って言ってくれたんです。これまでそんな経験をしたことがなかったので感動しました。
有名になるより、自分のしたいことをしたい
「しらいちゃんの今後を考える会」は、前の活動を辞めた3年前に始めたイベントです。100人くらいが集まって、私の今後について皆が意見を言ってくれる。そこから、私が死体に扮した写真集を作る、などのプロジェクトが生まれました。私は写真撮影でもそんなにニコニコしないし、顔色も悪いので、死体役はむいてると思ったんですよね。
中学生の時は本当に暗くて、母親から「歯の矯正する?」と聞かれたときも、「人前で笑うことはこの先ないと思うから、しなくていいよ」と答えたくらい。今思うと、めっちゃ病んでましたね。高校生になったら友だちもできて外に関心が向くようになり、少しずつアイドルなどの活動に興味を持ち始めました。
今でもそんなに根本的なところは変わっていなくて。有名になりたい、人気者になりたい、みたいな熱意はないんです。自分のしたいことをできるのが一番。誰かにプロデュースされてアイドルをするのは、ものすごく向いてないと思います。
今は写真展も、イベントも、ライブも、したいと思ったことを、周りの力を借りながら自分の手で実現できているので、ストレスがないんです。一生こんな感じでいられたらな、と思います。
モデル・歌手
白井 / 白羽さん
2016年からソロ活動を開始。イベント「しらいちゃんの今後を考える会」や、死体写真集のクラウドファンディングプロジェクトなど、個性的な活動で注目を集める。2017年からは写真展「しらいちゃん展」を開催。少女写真家の飯田エリカ氏とタッグを組み、独自の世界観を表現している。2019年からは「白羽」名義で歌手活動を開始。Twitterのフォロワーは52,000人、Instagramのフォロワーは46,000人を超える。