Vol.28
Share

実用的でかわいい。持って出かけるのが楽しいバッグ。

映画監督・脚本家加藤 綾佳

映画美学校で映画を学び、映画監督として2015年に『おんなのこきらい』で初の劇場公開を果たした加藤綾佳さん。2018年には山田愛奈さん主演の『いつも月夜に米の飯』が公開され、他にも短編映画やWEBムービー、テレビドラマのディレクターや脚本家として活躍しています。

 

そんな加藤さんが選んだのは、16インチとちょっと大きめのサッチェルバッグ。仕事用のノートパソコンが無理なく入って、なおかつ斜めがけできるカバンはめずらしいんだそうです。

パソコン、台本、モバイルバッテリーも楽々入る

ノートパソコンが入る大きめのカバンがいいなと思い、16インチのサッチェルバッグを選びました。パソコンの他にも、台本やノート、本、スケジュール帳、ペンケース、モバイルバッテリーなど結構かさばるものを持ち歩いてるんです。

 

このカバンを使う前は、よくトートバッグを使っていました。大きなバッグはだいたいトートバッグが多く、あとはリュックなんですよね。このサイズで斜めがけできるカバンは、あまり見たことがありませんでした。革製なので、重そうに見えますが、持つとそんなことないです。楽に持てます。

 

カジュアルすぎず、学生カバンぽい形がとてもかわいい。目に入るたびに「かわいいな」と思うので、持って出かけると気分が上がります。

 

仕事でもプライベートでも幅広く使いたかったので、色はベーシックなChestnutを選びました。もっと濃い茶色や赤っぽい茶色もあったのですが、この色味が好きだったんです。

キャラクターを起点に、物語を発想する

「映画はどうやってつくるんだろう」という興味から、映画学校の講義を受講しました。在学時代から撮影現場にスタッフとして入り、映画製作に関わるように。作品ごとにチームが結成され、時には夜遅くまでみんなで一緒に作業をして、完成したら解散する。この感じが文化祭みたいで楽しく、映画の世界にのめり込んでいきました。

関わっていく中で、自分はどういう映画をつくりたいかというのも見えてきました。映画にはドラマ、アクション、サスペンス、ファンタジー、コメディ、SFなどいろいろなジャンルがありますが、私は現代に生きるリアルな人間の感情を描く映画がつくりたいんです。

 

人間が軸なので、脚本を書くときもキャラクターから発想していきます。描きたい人物像を先に決め、その人の身に起こるのはどんなことだろう、と考えるんです。『おんなのこきらい』という作品の時は、「女の子に嫌われる女の子」を描きたい、という気持ちからスタートしています。

監督の仕事は決めること。大変だけれど楽しい作業

監督の仕事は、決めることです。どこで撮るか。どう撮るか。どういう演出にするか。映画製作には、大小様々な「決める」事柄があふれています。決断が必要な時に、人の意見に左右されてしまったり、迷って決めきれなかったりすると、監督としている意味がないんです。

 

例えば衣装だったら、スタイリストさんに「こういうものがつくりたい」と伝え、提案してもらったものの中からセレクトする。たくさんの選択肢から一つを選び出す作業は大変ですが、様々な分野のプロフェッショナルとの共同作業でもあるので、めちゃめちゃ楽しいんですよね。

 

その決断の集積が、最終的には一つの映画になっていく。パソコンで打った一文字から始まり、それが脚本になって、映像になって、スクリーンに映されて、お客さんが観る。これはすごいことだと思います。

 

これまでは女性が主人公の映画を多く撮ってきたので、今後は男性目線で撮ってみたいですね。一人の人にどっぷり片思いしてる男の子の映画とか、いいかもしれません。

加藤 綾佳さんのバッグ

【16 inch】サッチェルバッグ/CHESTNUT

¥34,100

映画監督・脚本家

加藤 綾佳さん

1988年、新潟県生まれ。映画美学校12期フィクションコース修了後、初監督作『水槽』を製作。ぴあフィルムフェスティバル2012コンペティション部門に入選。その後、CMの助監督や制作スタッフを経て、2015年『おんなのこきらい』(主演:森川葵)で劇場デビュー。2018年、『いつも月夜に米の飯』(主演:山田愛奈)が公開。映画のほか、WEBムービーやCM、テレビドラマなどのディレクター、脚本家としても活動中。