Vol.13
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髪の色に合わせた、赤いシュガーキューブ。

イラストレーター小鳥遊 しほ

イラストレーター、フードコーディネーター、ライター、経営者と多彩な才能を発揮し、マルチクリエイターとして活躍している小鳥遊しほさん。最近はウェブデザインも手がけるなど、さらに活動の幅を広げています。

 

赤髪のボブが印象的な小鳥遊さんが選んだのは、同じく赤いシュガーキューブ。いつもは小さなバッグを使わないという小鳥遊さんは、シュガーキューブをどのように使っているのでしょうか。

赤のシュガーキューブはランドセルみたい

今、髪の色が赤いので、着られる服の色が限られているんですよ。この髪で緑の服とか着ると、ひとりクリスマスになっちゃう(笑)。だからいつも、わりと黒い服を着ています。服で遊べない分、小物で色を入れたい。そこで、赤のシュガーキューブを選びました。これ、ランドセルみたいでかわいいですよね。

シュガーキューブはよそ行き用です。普段はこんなに小さなバッグを持たないので、入れるものを厳選してます。いつもの長財布は入らないから、1万円とクレジットカードだけ抜き出す。メイク道具も、お直し用のパウダーとチークとリップだけ。あとはスマホ。シュガーキューブを使いはじめて、小さな荷物で出歩くとこんなに身軽なんだ、と知りました。

 

牛革のバッグを持つのも初めて。バッグをばんばん床に置いちゃうタイプなので、これまではカジュアルな素材のものばかり使っていました。革は傷がつかないか心配なんですけど、今のところ大丈夫です。けっこうお手入れも簡単みたいですね。革に小まめに油分を与えることが大事と聞きました。長く使えるといいな。

赤髪にしたきっかけは、2015年のエイプリルフールです。4月1日に「嘘のように見せかけて本当」系のネタを投稿したくて、髪を真っ赤にしました。それまでの私は黒髪ボブがトレードマークだったから、それを赤にするのはインパクトあるかなって。けっこう驚いてもらえて、やった甲斐がありました。

 

美容学校を出てなぜかイラストレーター、フードコーディネーターに

その後黒に戻していたのですが、30歳の誕生日に「三十路だからって落ち着いていられるか!」と衝動的にまた赤に。色染めすると、白い服は着られないんですよ。染めたあと数日は色が落ちるので、白い服は危険です。枕カバーも白だと色がついちゃう。大変といえば大変なんですけど、気に入っているのでまだしばらく赤のままでいるつもりです。

 

私、肩書が定まっていないんですよね。一応、イラストレーター/フードコーディネーター/ライターとなっているんですけど、仕事によって使い分けたりもしています。

 

もともとは美容学校を卒業して、サロンで働いていました。そこを1年くらいでやめて、調理師免許を取るために学校に行ったり飲食店で働いたりしているときに、「ミスiD 2013」を受けて、ファイナリストになりました。本屋さんで見たオーディション雑誌に、応募要項が載ってたんです。今思うとすごくアナログなきっかけですね。

そこから芸能事務所に所属してモデルの仕事をしたり、テレビに出たりもしたのですが、それが本当にやりたいことなのかはよくわからなくて。ずっと「自分の名前で仕事がしたい」とは思っていたんですけど、それは表に出たいという欲求とは違ったのかもしれません。そこで芸能事務所をやめて、自分で会社を作って仕事を請けることにしました。会社の名前は「株式会社おもうつぼ」です。

 

おいしい料理とお酒があれば、それで幸せ

イラストを描いたり、レシピを考えたり、「いろいろやるのは大変じゃない?」と聞かれることもあるけれど、そんなに気負っているわけではなくて。頼まれたことはなんでもやってみよう、くらいのライトな気持ちでいます。今年は新しく、ウェブデザインや、サイト制作のディレクションなども始めました。必要なソフトは独学で覚えて使います。案外、なんとかなるものですよ。

器用というよりは、飽き性なんです。いろんなことをちょこちょこやりたい。普段の仕事も、イラストと原稿と画像処理と並行してやってます。

頭を使う仕事が多いので、ときどき無心でできる作業がしたくなります。そんな時にやるのは、野菜のみじん切りです。夜中にお酒を飲みながらみじん切りをするのは、すごくいい。切った野菜はカレーにします。

 

おいしいごはんとお酒が好きなので、生活の主体は食べ飲みすること。友達と会うのも好きだから、ほぼ毎晩、飲み会してます。食べ飲みの合間に仕事をしている、という感覚です。しかも、飲みの場で仕事も入ってくるので、営業しなくていいんです。食べて、飲んで、仕事する。このサイクルで、毎日ハッピーです。

 

【小鳥遊しほさんのバッグ】
シュガーキューブ・プラス・Red

イラストレーター

小鳥遊 しほさん

1988年、愛知県生まれ。高校卒業後、東京の美容専門学校に入学。卒業後サロンに勤めた後、調理師免許を取るための勉強を始める。フードコーディネーターの資格をとり、2013年にオーディション「ミスiD」に応募。ファイナリストに残る。フードコーディネーターだけでなく、モデルやイラストレーターとしても活動。現在は株式会社おもうつぼを立ち上げ、代表取締役に就任している。2015年に『くまっているのはボクなのに。 一問一頭』、2017年に『こまりくまブック』を出版。資生堂「ワタシプラス」で美容レシピを連載中。