どんなスタイルにも合う。何よりカバンそのものがかわいい
以前は、荷物が多くて大きなカバンばかり持っていたんです。それこそ、登山用のリュックを使っていたくらい。それが、このオーラを使い始めてから、ガラッと変わりました。オーラに入るだけの荷物にしようと決めたら、意外と必要じゃないものが多いことに気づいたんです。ずっと、荷物がコンパクトな人が羨ましかった。その憧れを実現して、新しい自分になれた気がします。今は、お財布、リップ、ワイヤレスイヤホンなど最低限のものしか持ち歩いていません。
普段のお出かけや旅行など、いつもこのカバンを持っていってます。ストラップを外して、ハンドバッグにできるのもいい。カジュアルなファッションでも、ドレスアップしても、どんなスタイルにも合うんですよ。そもそも、カバン自体がすごくかわいい。めちゃめちゃ大事に使ってます。
友人に勧められて以来、モノトーンしか着なくなった
このカバンにしてから、「なんだか今日の自分、決まってるな」と思う回数が増えました。私、メンズの服ばっかり着ているんですよ。今日のスウェットもWACKO MARIAというメンズブランドと映画『ハンニバル』のコラボアイテムです。ダボッとしているトップスに、こういうシンプルな小さめのカバンを合わせると、一気に引き締まるんですよね。以前はカバンも大きかったし、小物もいろいろ身につけて、全体的にごちゃごちゃしてたんだなって気づきました。
色は、緑と迷ったんですよ。黒い服しか着ないので、ポイントカラーとして緑もいいかなと思ったのですが、まわりの人から「やっぱりちょまちゃんは黒がいいよ」って言われて、黒にしました。
黒い服を着始めたのは、19歳の時に友達が「黒、絶対似合うよ」って言ってくれたから。それまでは、森ガールっぽい服とか、カラフルで「ザ・原宿」な感じの服とか、そういうのも着てたんです。でも、勧められて全身黒のアイテムで揃えてみたら、すごくしっくりきて。そこからずっと黒一筋です。
服屋さんではモノトーンのアイテムしか見ないので、お買い物が楽です。でも、黒い生地でもジップがゴールドだとダメとか、ワッペンの刺繍にちょっとでも色があるとダメとか、細かなこだわりはあります。
アングラな趣味を突き詰めて、思いっきり表現してみたい
モデルをしているんですけど、裏方としてインフルエンサーの発掘・育成に携わったり、絵の仕事をしたり、オンラインのセレクトストアをオープンしたりと、いろいろやっています。だから、何をしている人かと聞かれた時に、一つに絞って答えるのが難しいですね。
本当にやりたいのは、アンダーグラウンドアートです。丸尾末広さんの漫画やヒップホップユニットのダイ・アントワードのMVなど、過激でグロテスクな表現に惹かれます。以前は、血糊を使ったパフォーマンスの動画をアップするくらいは有りだったと思うんですけど、最近はちょっと難しいかな。世間のエログロに対する目が厳しくなっていると感じます。でもいつか、自分の好きな世界観を思いっきり出したアート作品を発表して、何をしているか聞かれた時に「アンダーグラウンドアーティストです」って答えられるようになりたいですね。
モデル
とくいちょまさん
1994年生まれ。東京都出身。モデルの傍ら、絵を描いたり洋服を制作したりと幅広く活動中。近年では、タレント・インフルエンサーの発掘や育成にも携わっている。2021年10月にインフルエンサー向けECプラットフォームのBRANDIで、セレクトストア「Übermensch」をオープン。